
こんにちは。
娘と私の中学留学記、昨日は準備編で子どもをどうやってその気にさせるかの前段をお伝えしました。今日は実際に娘が、「ママ、私留学する!」と言うに至ったその過程を書きたいと思います!
もちろんさまざまなケースがあり、子どもそれぞれに十人十色なので、ここでご紹介することがすべてだとも言えないし、このやり方がすべての子どもに通用するとも言えません。
が、留学エージェントとしての経験からも、急がず少しずつ少しずつ、時間をかけて進めていくのがいいのではないかと思っています。
うちの場合は、留学を考え始める前年にイギリスに二人で旅行しました。
そして娘は楽しかったイギリス旅行で「英語が話せたら楽しいだろうな~」と思ったと言っていました!
やはり、一見は百聞に如かず、海外体験はその体験そのものが子どものモチベーションになることがあると思います。
ですので、長い目でみて、将来的に留学を・・・と思っていらっしゃる場合、まずは海外に旅行で行ってみるのもいいと思います。
そしてもうひとつ、体験はないところで、時間をかけて対話をしたことがあります。
それは「娘がどんな中学生活を送りたいと思うか」という話です。
1. 中学受験
2.そのまま地元の公立中学に進学して高校受験
3. 中学留学
この3つの選択肢の中からそれぞれを選択した場合、どうなるだろう・・・!?ということをいろいろ話しました。
たとえば・・・中学受験した場合。(そもそも6年生からなんて遅いから現実的ではなかったのですが・・・)
今から塾行って、勉強して、私立の中高一貫校に進学したら?
娘にとってはこれはまったく興味がなかったようでした。
次に、地元の公立に進学する場合。
これは、比較的予想が立てやすかったです。
今まで一緒に過ごしてきた幼馴染たちと進学、大好きなダンスを引き続き習いながら、部活にも入る。
毎日部活に行きながら、学校の試験を受けてその後中3に受験。小学校の延長、そして日本の勉強、受験コース。
いろいろ話しまして、たぶん楽しい!
・・・でもわくわくもしない。
最後に、中学留学の場合。
これはもうまったく予測不可能。
そして大きな大きなチャレンジであることは間違いありません。親元を離れて一人で海外に行くわけですから!
中学留学について話すときには、たくさん未来の話をしました。
ものすごく大きなチャレンジだけどそのチャレンジの先にどんな未来が待っているか、どんな体験ができるか、から始まって私の留学体験の話や、そのほかいろんなことを話しました。
あとは、私が留学説明会などに参加して得た情報や、私が「なぜ留学を選択肢に入れたのか」ということについてもしっかり説明しました。
そんな話をしながら、娘の頭の中で、異国の地で学ぶ自分の姿が見えているように感じていました。
そして、ついに娘は、3つの選択肢の中から中学留学を選びました。
振り返って娘に話をきくと「あんなに大変ってあの時知ってたら、留学するって言わなかった」と言ってます(笑)
でも、同時に、大変だったけど、行ってよかった!行かせてくれてありがとう、と言ってくれます!
不安な気持ちはあって当たり前、どんな子どもの場合でも、やっぱり子どもとしっかり、じっくり対話して、「夢」を描けるような、そんな話をしつつ、気持ちを固めていくことが大事だと思います。
さて、ここから実際の準備に入っていきます。
手探りで、いろいろ失敗もしつつ、娘と私の中学留学記、まだ続きます!