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留学生インタビュー!留学を通して「やりたいことを見つけた!」Chikaちゃんの留学ストーリー

1年間の留学を経て、2025年12月に帰国したChikaちゃんにインタビュー。留学で見つけた大切な大切なことを話してもらいました。

Q:まず留学することを決めた理由を聞かせてもらえますか?
日本の高校で、毎日課題やテスト勉強に追われていた頃、「私が本当にやりたいことって、何だろう?」と、答えが見つからない日々を送っていました。

「自分のやりたいことを見つけたい!」という思いで1年間の留学を決意、高校1年生の1月からニュージーランドのダニーデンへ飛び立ちました。

Q:留学した学校は?その学校はどうでしたか?
私が通ったOtago Girls’ High Schoolは、南島第2の都市 ダニーデンにある女子校です。一言でいうとすごくいい学校でした!先生と生徒の距離がとても近くて、質問に行けばいつでも大歓迎してくれるんです。そのフレンドリーな雰囲気に、すぐに緊張が解けました。日本の高校では学ばない経済学、Outdoor Education、マオリ語のクラスなど、ユニークな選択肢がたくさんあり、どれもとても楽しかったです。特に経済学が面白いと感じ取り組みました。

フットサルやサッカーのクラブにも参加し、そこで初めての友だちもできました!

Q:日本の学校との違いは感じましたか?
はい、一番驚いたのは、授業スタイルの違いです。日本では「暗記」が中心ですが、ニュージーランドは「考えること」を重視します。レポートや論文執筆が頻繁にあって、「自分で考えて主張する」ことが求められます。

中でも体育の授業は、ただ体を動かすだけじゃなくて、筋肉の使い方やスポーツ理論を学んで、それを分析するレポート課題がありました。最初は戸惑いましたが、「思考回路を整理して、思っていることを英語で明確に伝える」訓練のおかげで、社会に出てから本当に必要な「考える力」が鍛えられたと実感しています。

Q:ホームステイでの生活はどうでしたか?
私は途中でホストファミリーを変更し、大学生のお子さんがいる4人家族のもとでお世話になりました。みんな忙しくて、いつも一緒というわけではありませんでしたが、それでも共に生活する中で、ニュージーランドの文化や習慣を肌で感じることができました。私を受け入れてくれた第二の家族には感謝の気持ちでいっぱいです。

Q:順調に進んだ留学生活、そんな中で大変だったことやつらかったことはなかったですか?
実は・・・留学初期は、発音が通じず学校の購買で欲しいものを伝えることすら難しくて、言いたいことが伝わらないのが辛かったです。

英語については、授業で習った表現をその日のうちに使ってみたり、ホストファミリーと積極的に話したり、地道な努力を重ねる中で少しずつ壁を乗り越えていきました。あの苦労があったからこそ、今の自信があるのだと思います。

Q:留学中の思い出、楽しかったことを教えてください!
楽しかったことと言えば・・・実は学校の授業が一番でした(笑

が、そのほかにもたくさんあります。私はダニーデン市のStudy Dunedinが主催した「ダニーデン・アンバサダー」の5名の一人に選ばれて、アンバサダー活動にも力を入れました。活動のなかで、アンバサダーとしてインタビューを受けたことが楽しかった思い出です。他にもたくさんのボランティア活動にも参加する機会もいただきました。ミッドウィンター・カーニバルというお祭りの準備で地元の子どもたちにランタンづくりを教えたり、洋服屋さんのお手伝いをしたり。学校の外の世界に飛び込んで、地域の人たちと深く関われたことは、私の大きな財産になりました。

学校が主催のフォーマルというダンスパーティに参加したのもいい思い出です!

Q:南島第2の都市、ダニーデンの街を留学先として選んでどうでしたか?
ダニーデンはとても美しい街で、この街を選んでよかったと思います。バスに乗ると一人でもどこへでも行ける便利さ、そして美しい歴史的で美しい建物が多くて、とても過ごしやすい街でした。私にはとても合っていたと思います。そこに住む街の人たちもとてもフレンドリーで、そこもよかったです。

Q:この留学を経て、自分自身が変わったな、成長したなと思うことを教えてください。
とにかく精神的に図太くなりました(笑 最初のホームステイが少し辛かったこともあり、そんなことを乗り越えて、多少のことではくじけなくなりました!

そして、もうひとつ。「困ったら誰かに頼ればいい!」と思うことができたのも大きな変化です。

この留学生活を通して、この2つのことも含み、「自分に自信がついたこと」、これが一番の成長だと思います。

Q:最後の質問です。Chikaちゃん、留学のきっかけとなった「自分のやりたいことは何なんだろう」という問いの答えは見つかりましたか?
はい!

この1年間で、将来の目標が見つかりました。ニュージーランドで初めて学んだ「経済学」の授業を通して、「お金の流れ」に興味を持つようになり、今後の進路でそれについてさらに学んでみたいという気持ちが生まれました。そして、将来はその分野でキャリアを築きたいと本気で考えるようになりました。

日本の環境から一歩外に出て、多様な価値観に触れ、自分の頭で考え抜いた時間があったからこそ、自分の進むべき道が定まったのだと思います。

Chikaちゃんの留学生活を取り上げてもらったNewsletter

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保護者様の感想
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Cちゃんのお母さまからも、コメントをいただきましたのでご紹介します。

「本人の希望したこと、保護者として娘に海外で新しい経験・挑戦をさせたいという気持ちで1年間、ニュージーランドに送り出しました。この留学を経て、本当に大きな成長を感じています。明るく、素早く、自分で考えて動くようになりました。そして、嫌なことや面倒なことも、自発的にさっさとやるようになりました。留学先で楽しかったcommerce(ビジネス)の授業をきっかけに、将来進みたい方向が見つかったらしく、大学進学に向けての勉強に積極的に取り組み始めています!