中学・高校留学のメリット

留学のメリットというのは、留学をどうとらえるかが大きく影響します。ポジティブにとらえると、そのメリットははかりしれません!単にポジティブな面だけを見た方がいいと言っているわけではなく、ネガティブなデメリットの面だけをとらえてしまうと留学の実現は難しくなります。

ここではまず、中学・高校留学に共通する留学のメリットを考えてみたいと思います。

中学・高校留学に共通のメリット

中学・高校留学に共通のメリット個性を尊重し、「あなたはどう思うか」を問う教育環境の中で考える力、発言する力が身につく

異文化での生活、多様な人種・考え方に触れ、日本では決してできないことを経験することができ、国際感覚を身に着けることができる

英語もままならない中、異文化の中で生活することによるたくさんの苦労や難しさに直面する中で、それを自分で乗り越える強さ、逞しさを身に着け、そこを自力で越えた達成感が自信へとつながる。将来を自分で切り開く力が身につく。

留学を経験しなかったら出会えなかった人々、出来事、数々の可能性に触れ、自分の生きる舞台を世界ととらえることができ、将来の選択肢が大きく広がる

大学生や大人になってからの渡航に比べ、英語の吸収は驚くほど速く、英語力が飛躍的に伸びる

全人教育に力を入れる教育方針により、芸術やスポーツ、ボランティアなどさまざまなアクティビティにも触れることができ、思いっきり学生生活を楽しむことができる

いかがですか?
これらのメリット、子供たちは生活の中で自然に、気負いなく身に着けていきます。大人ができること、それは子供が助けを求めるときに適切なサポートを与えてやることです。

高校生については、上に書いたメリットがそのまま当てはまりますが、ここで中学留学にだけあるメリットをご紹介します。

中学留学のメリット

中学留学のメリット義務教育期間中のため、帰国後、の受け皿がある(公立の中学校) 
中学生の場合、実際に行ってみてから留学の継続が難しくなることもあります。そんなときでも中学生であれば帰国後の受け皿として、中学校に戻ることができるのは中学留学ならではだと言えます。

高校留学にくらべて、中学留学の方が最初の英語力を問われることがない 
ニュージーランドの学校に入る際に、入学の最初の段階で必要な英語力を問われることはありません。高校生よりももちろん勉強でも楽しむことに力点が置かれるので、最初は英語が話せなくても次第に話せるように、授業もわかるようになってきます。高校生になると授業内容がより難しくなるため、それについていけるだけの英語力を最初の段階で求められることもあります。

とにかく、語学の吸収は想像以上に早く、頭で考えることなく会話になる 
入学当初はほとんど話せない子でも、少したつと少しずつ英語が出てくるようになります。学校では授業のほかに留学生のための英語クラスESOLを受けることができるので、本当にまるでスポンジのように吸収していきます。

年齢が低ければ低いほど、現地の子供たちの交流に垣根がないため、クラスになじんだり、友達を作りやすい 
中学生ぐらいであればまだまだとっても子供らしくみんなで遊ぶ光景をよく目にします。言葉の壁を越えて、わいわい楽しそうにモーニングティーを楽しむ姿はとても微笑ましく、そんな中で子供たちの英語力はぐんぐん上がります。

早い段階で多様性に触れ、肌で感じ、受け入れ、楽しむ土台ができる
あまり早くに外国に行かせると日本人としてのアイデンティティを保つことができるのか、という質問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。ですが、中学生になると、ほぼ日本人としてのアイデンティティを確立しているといわれています。我が娘も、中学留学中2年間、日本人としての自分を常に意識していたようです。