ニュージーランドには、いつになったら留学できるの?
「コロナ禍でも98%留学意欲変わらず…オンライン留学ニーズも」(出典:リセマム)、ネットのニュースでこんな記事が掲載されていました。驚く方もいらっしゃるかもしれませんが、私にとってはある意味想定内、「やっぱり行きたい!」と願いながらその時を待っている学生さんたちがたくさんいます。
大人の留学はある程度はオンラインで代替できる部分も多いかもしれませんが、中学生・高校生の留学はそうではありません。なぜならば、大人の留学の目的の大部分が「語学」、「資格」、または特定の領域の「学士や修士」なのに比べて、中学・高校留学の目的は語学も含む「経験そのもの」だからです。
今日は、ニュージーランドの現状と、留学(国境開放)への見通しと、そして何よりも未来の留学受入再開に向けて何をやっておくべきかについて書きたいと思います。
ニュージーランドの現状
1ヵ月あまりのロックダウンを経て20日間以上連続感染者ゼロを達成したニュージーランドは、5月14日に警戒レベルを1に下げ、経済活動再開に向けて大きく舵をとりました。すべての学校も5月19日から再開し、子どもたちもそれ以来学校に通学して勉強を再開。
公共施設も、スポーツやコンサートなどのイベントも観客の動員が認められて、国内のラグビーリーグ戦も盛り上がりを見せています。
とはいえ、政府ももろ手を挙げて策を講じずすべてを再開したわけではなく、公衆衛生には引き続き最善の注意をはらうことはもちろん、万が一感染者が出た場合のために濃厚接触者を特定できるようにアプリのダウンロードと使用を推奨し、かなりの人がその助言に従っているとのことです。
この1週間ほど、イギリスから帰国した20代女性2人組の感染発覚を皮切りに本日時点で22名、すべて帰国者の感染が報告されています。空港での水際対策で隔離を徹底しているため、市内感染は起こっておらず、政府の管理下で回復を待って入国となっています。世界には帰国を願うニュージーランド人がまだたくさんいるので、今後もこのウィルスがニュージーランドに入ってくることはあるはずだけれど、だからこそこの国境封鎖と隔離対策が必要で今後も継続するとしています。
そんな中、教育の分野では留学生の受入れ再開について、水面下での調整が進められています。NZ政府の記者会見を見ていると、大きく報道はされませんが、記者から留学生の受入れ、国境の開放についてもたびたび質問がでています。
政府としては前向きに調整中、今はまだ国境の開放についての詳しい言及はできない、と回答しています。
ニュージーランド政府の教育機関であるEducation New Zealandのウェビナーにできる限り参加して最新情報の入手を心がけています。はっきりしたことは言えないけれど、できる限り来年1月には留学生の受け入れを再開したいと言及しています。第二波、第三波がくるやもしれず、誰にもどうなるかわからないながらも、そこを目指したいという感覚が共通しています。観光や一般に向けての国境開放はもっと先になるのではないかとも言われていますが、まずは留学生を、という方向であることは間違いありません。ただし、国外から帰国しているニュージーランド人と同様に、一定期間の強制隔離が求められると思われます。未成年の学生は単独での宿泊が法律上認められていないのですが、国が責任をもって面倒をみられる体制を整え、そのうえでどうするかが発表される見通しです。
そして今何ができるか?やるべきか?
今後留学を考えている学生さんは、この時期に何をするのかで留学生活やその後が大きく変わってくると思います。だめかも・・・と思ってあきらめて何もしないより、行ける可能性を視野に今できることをしてもらいたいと思います!!
- できる限り情報収集する
- 英語力を最大限あげておく
- できれば資格も取っておく 特にIELTSがおすすめ
- 行きたい学校や行きたい地域の他校でオンラインコースなど開校していたらやってみる
これらをやっておくのとやっておかないとでは絶対に差が出ます。
そしてこの時間がを最大限に生かすために、できる限りの情報を収集することと、英語力を上げておくことはマストです。
LAUも留学を目指している学生さんとその保護者様に役立てていただくために「やっぱり行きたい!留学準備応援サロン」を開催します。初回は7月5日(日)、第2回は8月2日(日)です。留学のリアル、学校やホームステイでの生活や勉強についてなど、留学に関するさまざまな情報をお伝えしたいと思っています。ぜひご参加ください!
さて、次回この続き、より具体的にできることを考えてみたいと思います。
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