2022年、ついにニュージーランドの国境が開く!?入国制限緩和へ!
NZ政府、2022年の入国制限緩和プランを発表
2021年8月12日、NZ政府は今後の国境再開のプランについて発表しました。
Reconnecting New Zealanders to the World(NZと世界を再びつなげる)と名付けられたこのプラン、2022年からいよいよ段階的に国境を開け、隔離なしでニュージーランドへの入国を可能にしていくことが掲げられ、いよいよニュージーランドに渡航できる道筋が見えてきました!
まずこのプランの大まかな内容と、どのように進めていくのかについて説明します。
大前提として、今までの「コロナ根絶」の方向性は変えず、2022年から段階的に入国制限を緩和していくという方針です。
まずは、NZ国民のワクチン接種のスピードを速め、国内感染がおこった場合やデルタ株が入ってくる場合のリスクにも備える
そして、NZ国民にワクチン接種がいきわたったら、Risk-Based Travel Pathways(リスクに基づく入国経路)を導入し、低リスク、中リスク、高リスクという3つの評価で入国を管理していく方法を取ります。
この3つは下記の通りになります。
● 低リスク:低リスクに指定されている国からの入国で、ワクチン接種を終えていると隔離なしで入国可能
● 中リスク:中リスクに指定されている国からの入国で、ワクチン接収を終えていると自己隔離または短期間の政府管理下での隔離ののち入国可能。この中リスクからの入国が安全かどうかを確認するため、今年の後半10月以降にパイロット的にビジネス関連の往来で試験的に実施する予定。
● 高リスク:高リスク(Very High RiskとHigh Riskがありその両方)としてされる国からの入国は、ワクチン接種を終えていても14日間の政府管理下の強制隔離が義務付けられたのち入国が可能。また、ワクチン接種を終えていない旅行者は、PCRテストと14日間の強制隔離が必要
なお、留学生の受け入れ再開については、まだ発表されていませんのではっきりしたことは現段階では言えませんが、いずれ発表があるはずですので、それを待ちたいと思います。
もしかしたら・・・2022年も渡航できないのではないか、とさえささやかれていた状況から考えると大きな前進!朗報です!
さて、そんな中、日本からの渡航者の入国の可能性は・・・?についてですが、現在の日本の感染状況から、日本からの経路は、高リスクの部類にあたります。今後、感染が収束に向かっていけば、自己隔離などの緩和された入国制限下でのニュージーランド渡航が可能になります。
・・・が、とにかく日本国内の感染がこれ以上拡大しないように、ということが必要ですね。
あとは、ニュージーランドでのワクチン接種がどれぐらいスピーディに進むか、接種率が上がるか、さらには入国管理の試験導入がうまくいくかどうか、この先本当にこの予定通り進むのか・・・などニュージーランド側の不安要素もあり、もちろんはっきりしたことは言えませんが、国境を開けていく方向であることは間違いありません。
シナリオ通りうまくいけば、来年の中盤ぐらいには日本からの渡航も可能かもしれません!
★NZ政府発表、このプランの詳細はこちらから(外部サイト:英語)