学校紹介:Kaikorai Valley College

ダニーデンの学校の中で一番ニュージーランドらしい学校、と言えばこのKaikorai Valley Collegeを思い浮かべます。私の勝手なイメージかもしれませんが、もう何度も足を運び見学をさせてもらっている学校です。

この学校の魅力は・・・?と聞かれたら迷わず「留学担当ディレクターの人柄!」と答えます。学校そのものの魅力とは言えないのですが💦、実はディレクターは留学生にとって本当に大切なポジションにいる人で、留学生が一番コミュニケーションをとる人なので、実はここ大事なんです。

この学校の留学担当ディレクターはRodさん。随分前だそうですが、京都に5年住んでいたことがあり、この学校では日本語の先生もされています。日本をよく知るディレクターなので、保護者としても安心です。とても気さくで、おおらかで、いつも笑顔で迎えてくださいます!

一番右が留学担当ディレクターのロッドさん。右から二人目が校長先生

ここで基本情報。
Kaikorai Valley Collegeはダニーデンのタウンからバスで20分ぐらいのところにあります。公立の共学校です。生徒数約500名、留学生は40名ほど受け入れていますが、その生徒数からみても学校は本当に広々としていて、子どもたちはのびのびと学んでいます。

さて、この学校、他の学校にはない最大の特長があります。

それは・・・自治体から補助金を得て、学校の中に「農場(Farm)」を持っている!!!ということです。地域の方の協力を得ながら、学生がその農場を運営しています。2019年10月にオープンしたばかりのこのFarmには今羊の子どもたちが4頭飼育され、養蜂も行われています!

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それだけではなく、コンポストによる野菜作りも学生たちが担っています。私が見学に行ったときにはイチゴを育てていました。

この学校、単にこのFarmを運営しているのではなく、羊を飼育したり、養蜂したり、野菜を育てたり・・・これらすべてが子どもたちの学びなんです。授業として生きた学びをしています。「どんな教科の勉強になるの?」と質問すると「Everything!!」と答えてくれました。すべての科目が対象になるそうで。なんと語学も!新しいボキャブラリーを得たり、表現を学んだり。

なるほど!まさにアクティブラーニング。

これからこのFarmは子どもたちの手でもっと大きく育てていくそうです。さらにたくさんのアイデアが子どもたちの中にあって、それをみんなで実現していく。すばらしい!

また次回行くのが楽しみです。少しずつ成長するFarmをまた訪問させてラ王と思います!

簡単な紹介ビデオを作りました。よければご覧ください!

★NZでもメディアに取り上げられているこのアーバン・ファームについて、改めて取り上げてみました!学びの宝庫、このファームの魅力をお読みいただけます。