小学生が直面する未来 – “英語”で大学・就職に差
中学受験に代わる「中学留学」という選択が現実味を帯びてきた
以前このコラムで、「こんな調査結果が!【英語力が増すほど高収入】」 という記事を紹介しました。
年収1000万円の人のうち、約60%が英語上級者が占め、初級者で年収1000万円を稼ぐ人は12%・・・というある意味衝撃の内容でした。つまり、この事実が示すのは、「英語ができることでどれほど得をするのか」ということ。逆もまたしかりです。
そして今回新たに、プレジデントオンラインがその事実を交えながら、大学進学、就職いついて、どれほど英語が武器になるのかをまとめています。題して『就活も生涯賃金も「英語で得する・損する」これが境界線』、これは読んでおかないと損です。ぜひ読んでみてください。
この特集、就職後の年収の話から始まっていますが・・・その前の大学受験にも触れています。
その中で、「英語1教科」で入れる難関大学リストを掲載しています。
たとえば、青山学院大学の文学部英米文学科、国際教養大学の国際教養学部、同志社大学の文学部、立命館大学の国際関係学部などです。これは大学が、高い英語力を持った学生を求めている、ということですね。
図表に出典はすべてプレジデントオンライン「就活も生活賃金も「英語で得する・損する」これが境界線」より
・・・で、いつ留学するのがベストなんだ!?
さて、みなさんはこんなことを考えているのではないでしょうか。
じゃあ、いつ留学させるのがベストなんだ!?
就職のことを考えたら大学でもいいとも思うし、大学受験が有利になるんだったら高校留学か・・・?
実はどれも不正解ではありません。これだけが正解、というのはないからです。大学での留学も、高校留学もそれぞれに意義があり、得るものも多く、将来につながるものです。
が、今まで留学した子どもたちを見てきて、もし状況が許すならば私の答えは・・・
中学留学に挑戦してみませんか?
です。中学受験をする子供は首都圏では非常に多く、中高一貫校が人気です。
が敢えてここで私は、「中学受験」に代わる選択肢の一つとしての「中学留学」を提案したいと思います。
中学留学の最大のメリット、それは・・・
帰国後、中学に戻れる
ことです。たとえば、仮に留学が合わず帰国を選択した場合でも、帰国後は公立中学が受け皿になってくれます。
いったん、地元の中学に進学し、途中から1年~2年留学して帰国、同じ学校に転入してその学校から受験・卒業が可能です。高校留学の場合は、学校の規定する期間内、通常1年未満、休学して留学することになりますので、学校をやめない限り1年以上の長期留学が難しいのが現状です。義務教育ではないので、やめてしまうと戻る学校がない・・・という不安を抱えることになります。
もう一つのメリットは
吸収力が格段に違い、発音も含めてほぼネイティブのように話すようになる
ということです。高校留学の場合に比べて、発音への適応も格段に違うように思います。もちろん、スポンジのように吸収します。そして中学生ぐらいになると、一度マスターしたこと、覚えたことを完全に忘れることはありません!(もちろん、帰国後口が以前より回らなくなった~、とか、なんだっけ忘れちゃった~とかいうことは起こりますが、また英語圏に入ると思いだします。得たものがなくなる、ということはありません)
最後にもうひとつ。これは、中学留学を経て高校生になった我が子を見ていて私の実感としてあるもの。
中学の時点で英語が話せると、その後の高校・大学への進学の幅が広がり、得意な英語をより伸ばしつつ、選択の幅が格段に広がる
ということだと思います。ほかにもたくさんありますが、まずはこの3つだけでも、相当おおきなメリットだと思います!
先日開催したオンラインイベントで、中学留学・高校留学した子の「留学して自分がどう変わったと思うか」などなど質問した答えをダイジェストで紹介しています。
私たちは、もちろん英語が話せることだけがいいと思っているわけではありませんが、留学という何物にも代えがたい経験を子どものうちに、中学生や高校生のうちにすることで子どもの世界が広がり、大きく成長します。その中で英語を身に着け、英語をツールとして使うことで収入面においても豊かさを享受できる!世界を舞台に活躍できる!
だから、中学・高校時代の留学というのは、ある意味子どもへの「先行投資」なんだなぁと思います。
私がここでお話ししているのは、短期留学ではなく、長期(1年以上)の留学のことを指しています。
この留学コラムで、「小学生の留学」についてボーディングスクールについての記事を書きました。
そのコラムをみなさん結構読んでくださっているみたいで、小学生や中学生の留学が今後増えてくるのではないか・・・と思っています。
コロナで一時的に留学が無理になり、景気が後退したり・・・という状況が生まれると思いますが、グローバル化の流れが止まることはない、と言われています。コロナが収束したら、またみなさんをニュージーランドに送り出せるように、その日を楽しみにしているところです。
中学留学について無料のご相談を承っています!私自身が娘を中学留学させた母なので、細かなことでもどんなことでもお答えします!
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