教育への公的支出、NZは世界6位、日本は35か国中最下位…OECD調査
先週の9月10日にOECD(経済協力開発機構)が、2016年の加盟各国の国内総生産(GDP)に占める教育機関への公的支出割合を公表しました。
公的支出割合のOECD加盟国の平均は4.0%、最も高く1位だったのがノルウェー(6.3%)、2位はフィンランド(5.4%)、次いで3位はベルギーとアイスランド(5.3%)でした。
さて、わが日本、まずいです・・・
なんと、加盟国中最下位でした。OECDの担当者は、「多くの国が高等教育に対する支出を増やしているが、日本の支出は横ばいで、他の国々に後れを取っている」と指摘したと報道されています。
ではニュージーランドはどうでしょうか。
ニュージーランドはなんと4.7%で、世界6位でした。英語圏の国の中ではトップ。
英語圏だけに絞ると次に4.4%で世界10位がカナダ、4.2%で12位のイギリス、次いで4.1%のアメリカとなり、オーストラリアは3.9%で20位でした。
この結果、みなさんはどうみますか?
NZについては、教育先進国、教育の未来指数が世界1位といわれる理由がわかります。
※リンクから過去の記事をご覧いただけます。
翻って、日本の現状を考えると、私たちの税金が未来のための教育ではなく・・・何に使われているのか、ちょっと考えてみる必要があるかもしれません・・・。